カリグラフィーは独学で出来る?必要な道具はたったこれだけ。

独学でカリグラフィー!必要な道具はたったこれだけ。

趣味でカリグラフィーを書くようになって3年目。
手軽で楽しくて、本当にいい趣味だなぁとしみじみ思います。

カリグラフィーに必要な道具が知りたい方はここをクリック

目次

カリグラフィーとは?独学でも習得できる?

カリグラフィーは独学でできるか考える女性

カリグラフィーとは、西洋や中東などにおける文字を美しく見せるための「手法」のこと。
例えば日本で言うと書道のようなもので、ペンにインクを付けて書いていきます。

カリグラフィーの場合はペンやそれに似た道具を使っているので、毛筆を使う初動とはちょっと受けるイメージが異なり、線で書かれた美しい文字を表現できます。

もともと大昔は、記録をするものとして「羊皮紙」というものが使われていました。
ただ、とっても高い!高価なものだったんです。

そこで、より多くの文字を紙に書き、かつ美しい表現を!と発明されたのがカリグラフィーです。

カリグラフィーは独学でもちゃんと上手くなれる

カリグラフィーは独学でも大丈夫!

結論から言うと、独学でもカリグラフィーは書けるようになります!

私の場合は、とにかく早く基礎を覚えてカリグラフィーを教えることもやりたかったので教室に通いましたが、趣味でコツコツやっていきたいという方には必ずしも必要ではないなと感じています。

世の中にたくさん出ている教本などを活用しながら練習をすれば、独学でも確実に上手になっていきます。

ちなみに!独学で習得して、カリグラファーとして活躍している方も沢山いらっしゃいます!
楽しく書き続けていたらいつのまにプロになっていたという方も。(めっちゃ練習されたんだろうなと思います。すごい。)

大事なのは何よりも「練習量」なので、沢山書けばいいんです。独学でも大丈夫。

最近の流行りは圧倒的に「モダンカリグラフィー」

カリグラフィーで書く文字には色々な書体があります。
その中でもメジャーな書体は、ゴシック体・イタリック体・カッパープレート体。

特に最近では、インスタグラムなどで「モダンカリグラフィー」と呼ばれるカッパープレート体をベースに自由に表現した文字が大人気です。

書体を書く時に通常は習字などと同じで「書き順や強弱の部分など細かく正しく書ける」ことを美しさとされていますが、モダンカリグラフィーの場合は、ベースの書体へ自分なりの「イロ」を加えて、各々の美しさを表現します。

道具はカリグラフィーとほぼ同じですが、モダンカリグラフィーを書く場合には「オブリークペン」を使用することが一般的です。

私はどちらも挑戦していますが、メインで書くのはモダンカリグラフィーが多いです。自由度が高くて自分らしい字を研究するのがとっても面白くて、つい夢中になってしまいます。

クリスマスやお誕生日のカードなどに手書きで書いたり、美しい文字が書けるようになると、自分らしい贈り物をしたいなぁと思うようになるんですよね。

カリグラフィー独学で始める3つのグッドポイント

カリグラフィーを独学で始めるグッドポイント

カリグラフィーは趣味を探している人なら是非やってみて欲しいなと思うんですが、特におすすめしたい理由が3つあります。

初心者で独学でも始めやすい

極めればそりゃ技術は深く習得に時間がかかるものではありますが、それはどんな趣味でも同じ。

カリグラフィーの場合は、簡単に言えば「大人なら誰でも知ってるであろうアルファベットを書く」ので、まったくちんぷんかんぷんのところからやるわけではないですよね。その点、挑戦しやすいな〜と思っています。

自分の知ってるABC…が、こんなに素敵に書けるんだ!と感動しますよ。
私は子供がいるんですが、公園に行くと砂場に必ずカリグラフィー文字を書きます。(笑)

独学なら初期費用がほとんどかからない

何か趣味を始めたい!と思っても、高い道具を揃えたりしなければいけないジャンルは手が出しにくいですよね。

  • 続かなかったらどうしよう・・・
  • 思ったより難しくて出来るようにならなかったらどうしよう・・・

高いお金を出して揃えると、「ちょっと違うな」と思ってもやめれなくなったり。
趣味は楽しんでなんぼなのに辞められないと思いながら趣味を続けるってなんだか意味ない。

その点、カリグラフィーは3,000円程度で始められます。独学でやるとして参考になる本を買っても5,000円くらい。
興味がある人なら誰でも、かなり手軽に出費できる金額で始められることが良いところだなと思います。

インクやペンなど可愛いものや素敵な色が無数にあって、好きになると色々集めたくなっちゃうので、カリグラフィーはハマると沼ですが(笑)

独学でやってみてちゃんと続けられると感じてからなら、むしろ少しずつコレクションしていくのは楽しいですよ♬

ものすごい手軽に継続できる

カリグラフィーは独学で気軽にカフェでもできる

趣味によっては、家でしかできないものや専用のお教室に行ってじゃないとできないようなものもありますが、カリグラフィーはとにかくどこでも出来る!これが魅力だと思います。

家ではもちろん、筆箱のようなものに入れてお出かけ先のカフェで書いたりも出来るし、お友達のおうちに行って書くことだってできますよね。

どこでも練習できて、人と一緒に楽しめるというところもカリグラフィーの魅力です。

カリグラフィーを独学で始めるのに必要な道具

カリグラフィーを独学で始める時に揃える道具

カリグラフィーを独学で始める際に、最低限揃えておくべき道具をご紹介しておきます。
種類によってお値段はピンキリですが、最初の初期費用を抑えたい人はこちらを揃えれば間違いないです。

最初にそろえておくと良いもの
  • つけペン(ホルダー)
  • ペン先(ニブ)
  • インク
  • 用紙
  • ティッシュ
  • お水をいれる小さな器

ペン軸・ホルダー

まず必要なのは、ペン軸(ホルダー)です。

伝統的なカリグラフィーを学びたければストレートペンを、モダンカリグラフィーを書きたい方はオブリークペンを選びましょう。

ペン先(ニブ)との相性もあるのと、カリグラフィーの道具は正直個体差もあるのですが、安価で始めたい方におすすめしているホルダーをご紹介します。

独学ではじめるならまずはこれ

安価でスタートしたい人はまずこちらを買うと良いと思います。お教室などでもスターターキットとして使われているところも多いですよ!ただし、ペン先を入れる部分を調節できないので、種類によってはうまく入らないものもありますので注意が必要です。

Ayammyおすすめのつけペン

私はこのペンをずっと使っています。木で軽く、手にフィットして書きやすい!かつ、お値段も高くない。そしておしりの部分の装飾がシャレオツです。

ペン先を挟む部分が取り外し出来るので、書き終わったあとお掃除もしやすいです。

モダンカリグラフィーの場合は斜めにペン先をつける「オブリークホルダーペン」が主流ですが、トラディショナル(伝統的)なカリグラフィーを学びたい方は、ストレートホルダーペンを使う人もいます。

そもそもの書き方が少し異なるので、どちらか一つに慣れてから別のペンに挑戦した方がいいかと!

私はストレートの書き方も好きなので、ストレートペンのオススメも置いておきますね♬

ペン先・ニブ

ペン先は無限にあり、書いていくうちに“もっと柔らかいものが良いな”とか“紙の引っ掛かりがあっても線が細く書ける方が良いな”など、「自分の好み」が分かってくるので色々試してみて欲しいです!

初めてならまずゼブラかNIKKO

Ayammyおすすめのペン先

私が一番好きなペン先です。このペン先は常に10個以上はストックしてあります!!

書き味は柔らかくて、細いラインが非常にキレイに出ます。ただ、紙に引っ掛かりを感じやすいので、書く力加減などをある程度わかってから使ってみるといい気がします。本当におすすめです。

文字を書くのがより好きになるよ♬

ブラウゼの別名ブルーパンプキンと呼ばれるこのニブは、もっと柔らかい書き味。
しなやかさが別格で表現力の高い文字が書けます。紙への引っ掛かりもほとんどありません。

Amazonではちょっとお高めなので、販売サイトボタンの方で購入すると買いやすいお値段で購入できますよ!

インク

インクが・・・世の中には胸が高鳴る美しい色のインクが無限にあるのです。
なので本当にどれをおすすめするべきか迷いますが“まずは練習するために揃える”のであれば、パイロットの「証券インク」かTom Nortonの「ウォールナットインク」がおすすめ。

練習用紙

練習用紙として使う場合は、以下のことに気をつけて紙選びをしましょう。

カッパープレート体やモダンカリグラフィーの練習をしたい場合には傾斜を揃える練習が必要なので、傾斜線が予め入った練習用紙をプリントアウトするか、傾斜線が入った下敷きを用意する必要があるよ!

紙選びのポイント
  • 薄すぎず厚みがある程度ある
  • なめらかな触り心地のもの
  • 手に入りやすいもの
  • 価格が安いもの

練習にはとにかく沢山使うので、こだわって高価な紙を使う必要はありません。
私が練習に使っている紙は主に以下の二つです。

プリンターがある場合

プリンターがある場合は、練習用紙を配布しているサイトから無料ダウンロードをして印刷すると良いと思います。


Ayammyもガイドシートを無料配布しています。よかったら使ってね。
プリンターがない人向けに印刷してお届けするガイドシートも販売しています。


この紙はとても滑らかで白色がキレイです。にじみも少ないので練習用にとてもおすすめ!

プリンターがない場合

よく文房具屋さんでも目にする方眼紙がおすすめ。メモリがあるので文字の大きさをしっかり把握しながら練習できます!
印刷する必要がないし、持ち運びに便利ですね♬

インクによってはにじみが出ます。にじみが気になる人は証券インクを使えば大丈夫です。

カリグラフィーを独学で始めた時の練習用紙

鉛筆などで55度または52度くらいの線をひいて傾斜を揃える練習をしましょう。
52度が一般的と言われていますが、モダンカリグラフィーの場合は人によって多少角度に差があります。

参考にする教本指定に合わせるか、あなたの文字が一番美しく見える角度を探してみてくださいね♬

大切な道具を収納するペンケースおすすめ

スターターキットをおしゃれにまとめたい人へ。私が激推ししているペンケースも置いておきます。

ほんっっっと可愛い!道具をもっともっと大事にしたいと思うし、外出する時にも連れて歩きたくなるんです♬
名入れも出来るので、より“自分の大切な道具”という気持ちにさせてくれます。

おしゃれ感も大切にしたい人は、是非こちらのペンケースに入れて保管してね。

独学でも上達するカリグラフィーを始めてみない?

独学でもできるカリグラフィーを楽しもう!

カリグラフィーの教室は沢山ありますが、独学でも習得はできます。
一番大事なのは、繰り返し文字を書いて練習すること!

カリグラフィー文字を書く時間を習慣的にもつことは、とても心が整います。

カリグラフィーの文字自体が上手くなることも重要ですが、私的には練習している「時間ごと」ゆるやかに楽しんでほしいなぁと思います。

時間を楽しんでいるうちにだんだんと上達してきて、書きたいと思う文字が書けるようになると益々楽しくなっていきますよ!

カリグラフィータイムを心から楽しみながら練習をがんばりましょう!

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この記事を書いた人

カドルといいます。
愛犬のドッグフードジプシー記録と趣味について自由に綴っています。
よろしくお願いします。

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